Webデザインやコーディング、そしてブログ記事の執筆。私たちの仕事は、常に「時間」との戦いですよね。締め切りに追われながら、数千行のコードをスクロールしたり、Photoshopで画像を切り抜いたり、複雑なショートカットキーを駆使したり……。
「もっと作業がサクサク進めば、睡眠時間を確保できるのに」「この単純作業、もっと自動化できないかな?」
そんなふうに感じたことはありませんか? 実は、PC周りのデバイスを「効率化特化」のものに変えるだけで、日々の作業スピードは劇的に変わります。今回は、私が実際に導入して「これのおかげで時給換算の生産性が上がった」と確信している、Web制作・ブログ運営者向けの神デバイスを5つ厳選してご紹介します。
1秒で1000行スクロール!コーディングの常識を変える:ロジクール MX Master 3S
Web制作において、長いHTML/CSSファイルや、縦に長いWebページのデザインカンプを行き来する時間は意外とバカになりません。
「MX Master 3S」は、多くのクリエイターが愛用するハイエンドマウスですが、その最大の武器は「MagSpeed電磁気スクロールホイール」です。ゆっくり回せば1ピクセル単位の精密なスクロール、勢いよく回せば一瞬で1000行をスクロールできるこの機能。一度味わうと、一般的なマウスのホイールには戻れません。
また、アプリごとにボタンの機能をカスタマイズできるのも強みです。「Chromeでは『戻る・進む』」「VS Codeでは『定義へ移動』」といった設定が可能。私はこれを使うようになってから、キーボードとマウスを行き来する回数が減り、作業のフローが途切れなくなりました。クリック音が静音化されているので、夜間の作業でも家族に気を使わなくて済むのも嬉しいポイントです。
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頻出作業をワンタッチで自動化:Elgato Stream Deck MK.2
「ゲーム配信者が使うやつでしょ?」と思っているなら、あまりにももったいない! Web制作者やブロガーこそ、この「左手デバイス」の恩恵を最大限に受けられます。
「Stream Deck」は、液晶ボタンに好きなショートカットやマクロを登録できるデバイスです。例えば、以下のような操作をボタン1つで実行できます。
- よく使う定型文(HTMLの雛形やメールの署名)を一発入力
- Photoshop、VS Code、Chrome、Slackをまとめて起動し、作業モードへ移行
- ブログ執筆時に面倒なタグ挿入(吹き出しやリストタグなど)をワンボタンで
複雑なショートカットキー(Ctrl+Shift+Alt+…のような指がつりそうなもの)を覚える必要がなくなり、脳のメモリを作業そのものに使えます。「物理ボタンを押す」というアクションは、タッチパネルよりも確実で、作業のリズムを作ってくれますよ。
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指の移動距離を最小限に。プログラマーの憧れ:HHKB Professional HYBRID Type-S
「キーボードを変えただけで作業スピードが変わるの?」と疑問に思うかもしれません。しかし、文章やコードを大量に打つ私たちにとって、指の移動距離の蓄積は疲労とタイムロスに直結します。
「HHKB(Happy Hacking Keyboard)」は、無駄を極限まで削ぎ落としたキー配列が特徴です。特筆すべきは「A」の左隣に「Control」キーがあること。ショートカットを多用する際、小指を少し曲げるだけで届くため、ホームポジションを崩さずに操作し続けられます。
「スコスコ」という独特の打鍵感は、軽い力で入力できるため指への負担が少なく、まるでピアノを弾くように流れるようなタイピングが可能になります。持ち運びやすいサイズ感なので、カフェでの作業でも自宅と同じパフォーマンスを発揮できるのも魅力です。
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デザインツールの操作を直感的に:TourBox Elite
Webデザインや画像編集を行う際、ブラシサイズの変更や画像のズームイン・アウト、レイヤーの選択といった操作を、キーボードとマウスだけで行うのは限界があります。
「TourBox Elite」は、クリエイター向けに設計された左手用デバイスです。ノブ(つまみ)やダイヤル、ホイールがついており、「回す」という直感的な操作でパラメーターを調整できます。
例えば、左手でダイヤルを回してブラシサイズを微調整しながら、右手でペンタブレットを操作する。この連携ができると、ショートカットキーを連打するよりも圧倒的に早く、かつ正確に作業が進みます。特にLightroomでの現像作業や、Premiere Proでの動画編集など、スライダー操作が多い作業では「時短の神」と呼べる存在です。
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「ゾーン」に入るための防音壁:ソニー ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン WH-1000XM5
最後にご紹介するのは、直接的な入力デバイスではありませんが、作業スピードを最大化するために不可欠な「集中力」を高めるアイテムです。
Web制作や執筆は、一度集中力が途切れると、元の深い思考(ゾーン)に戻るまでに平均20分以上かかると言われています。つまり、周囲の雑音を遮断することは、時間を節約することと同義です。
ソニーの「WH-1000XM5」は、業界最高クラスのノイズキャンセリング性能を誇ります。装着してスイッチを入れた瞬間、周囲の喧騒がフッと消え、静寂な書斎に移動したような感覚になります。着け心地も非常に軽く、数時間の連続作業でも耳が痛くなりにくい設計です。私は「これを着けたら仕事モード」というスイッチ代わりに使っており、ダラダラ作業を防止する最強のツールだと感じています。
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まとめ:時間は「買う」ことができる
今回は、Web制作やブログ運営の作業効率を劇的に向上させるデバイスを5つご紹介しました。
- Logicool MX Master 3S(高速スクロールと多機能ボタン)
- Elgato Stream Deck MK.2(マクロによる定型作業の自動化)
- HHKB Professional HYBRID Type-S(最適化されたキー配列と打鍵感)
- TourBox Elite(直感的なパラメータ調整)
- Sony WH-1000XM5(圧倒的な没入感と集中力維持)
これらのガジェットは決して安い買い物ではありません。しかし、導入することで毎日30分の時短ができれば、1ヶ月で約15時間、1年で180時間もの自由な時間を生み出すことができます。
浮いた時間で新しいスキルを学ぶもよし、ゆっくり休息を取るもよし。デバイスへの投資は、未来の自分の時間への投資です。ぜひ、あなたのワークスタイルに合った相棒を見つけてみてください。

